疲れが取れないのはアレのせい?

食と心の健幸ラボ
予防医学指導士、若林徳子です。

 

 

冷えと忙しさから
ぼーっと
疲れが溜まってしまう
時期ですね。

1日単位で
しっかりと
疲れがうまく解消できていない人は
今、ぐっと体に何かしらのサインが
出てきている時期だと思います。

特に、
いつもと変わったことを
しているわけではないのに

疲れる・だるい

私たちが、疲れを感じるのは

「これ以上活動を続けると
体に悪影響が出ますよ~」

というサインのようなものです。

このサインは
疲れやだるさの他に

●肩が凝る
●後頭部が重い
●腕がだるい
●背中が張る

などの痛みや
発熱があります。

この疲れやだるさ、痛みなどは
身体の状態や機能を一定に保とうとする
ホメオシスタス(恒常性)の一つです。
(ホメオタシス、、難しいね。
とりあえず無視してください。
そういう身体の状態を保とうとする
機能です。)

疲れやだるさを一気に解消する方法があります。
それは、血流を良くすることです。

どうしてそういうことが
言えるのかというと

血液は酸素や栄養を全身に行きわたらせ、
老廃物を排泄する役割をしています。

疲れが溜まっているとき
身体は、
酸素や栄養が足りず、
老廃物が体に溜まっている状態です。

ですが、
生命に関わるものなので、
まったく流れないということはありませんが、
通常元気なときよりも、
その流れが滞ってしまうと
体にさまざまな不調が起きます。

例えば

肌荒れ
体の冷え(低体温)
ほてり
生理痛
月経異常(どろっとした経血など)

なども不調の代表です。

では、
どうやって血流を良くしたら良いのでしょう

それは
体を適度に動かすことです。
歩いたり、
ストレッチをしたりその程度で良いと思います。

特に
手首、足首、肘、膝を
よくほぐすと血液が徐々に巡ってくるでしょう。

その上で
血液に
酸素と栄養を
しっかり乗せられるように
すれば良いのです。

酸素を血液にのせるには
しっかり呼吸をする
酸素の運搬役である
赤血球中のヘモグロビンに結合し
身体中を巡ります。

言葉では難しいので、
こんなイメージ

ヘモグロビン
(絵と字が下手すぎですみません。
ですが、時々説明のために登場すると思います。)

トラック(ヘモグロビン)が足りずに
酸素(荷物)だけが血管内に
転がっている状態では困るのです。

しかし、現代そういう人が
とても多いのです。
トラック(ヘモグロビン)を正常に増やすには

●たんぱく質
●鉄
●亜鉛
●マンガン
●銅

をしっかり食事から補うのことをおすすめします。

血液=鉄分というイメージが
あるかも知れませんが

鉄を体内に吸収させるには
協力者が必要なのです。

具体的に身近にある食材をあげると

亜鉛
牡蠣・生姜・卵黄・くるみ

マンガン
くるみ・ほうれん草・とうもろこし・レーズン


牡蠣・くるみ・豚肉・にんじん・にんにく


ごま・アーモンド・海苔・レーズン・ほうれんそう

などです。

この中で重複しているものを
摂れば、効率が良いということになりますね。
もちろん、ビタミンCも忘れずに。

くるみなどのナッツ類は
おやつでも摂りやすいですね~。

疲れたときのおやつは
是非、甘いものではなく
ナッツ類を!