実はチョコレートはお薬だった!

埼玉・川口・蕨エリア
予防医指導士
食と心の健幸ラボ~ヴァンダンジュ(vendange)~
若林徳子(わかばやしのりこ)です。

 

チョコレート。
ちょこっと一口
口寂しい時につまむ方も
多いのではないでしょうか?

 

 

食べ過ぎは良くないけど
チョコレートには
豊富な効能があります。

 

チョコレートの歴史は長く
紀元前2000年前から
食べられていたとされています。

 

ただし
今のような
甘くておいしいお菓子
としてではなく
薬として利用されていました。

 

不老長寿
疲労回復
滋養強壮など

チョコレートは
100以上の効能がある
薬として皇帝など
ごくごく一部の
地位の高い人たちに
愛用されていたのです。

 

チョコレートの原料である
カカオ豆は
神の食べ物と呼ばれるほど
貴重品でした。

 

16世紀頃には
カカオ豆を
ドロドロになるまですりつぶして
さまざまなスパイスや
香料を配合し
不老長寿の薬として
飲んでいたことが示されています。

 

味はとても苦かったのだそう。

疲労回復、滋養強壮、のどの炎症
胃潰瘍、食欲不振、解熱、毒消しなど
100以上もの効用が
期待されていました。

 

ですが
だんだんと
薬ではなく嗜好品として
食べられるようになっていく過程で
砂糖と油が大量に投入されていき
むしろ健康に悪いと印象を
もたれるようになったのも
確かです。

私は食べられません。。。

砂糖とミルクのことは抜きで
単純にカカオの成分だけ見ると

ポリフェノール
老化の原因
活性酸素を除去する作用が
あることで知られています。
生活習慣病の予防効果や
美肌効果も期待されています。

 

テオブロミン
大脳を刺激する効果があります。
集中力や記憶力
思考力を高めたり
自律神経を調節して
緊張を和らげる効果もあります。

 

食物繊維
チョコレートを食べると
ニキビができると言われたりします。
悪さをしているのは
原料のミルクやバターであって
カカオ自体には
肌荒れを防ぐ食物繊維が
含まれているのです。

 

ビタミン類やミネラルも
豊富に含まれています。

 

女性ホルモンをアップさせる
LOVE的な意味でも!

恋愛ホルモンと呼ばれる
フェニルエチアミンという
成分も含まれていて
恋のドキドキを味わえる
媚薬的な効果もあるのだとか?

そんな気持ちが
本当に味わえるかどうかは
定かではありませんが

効能的には素晴らしいチョコレート
カカオ含有量や
砂糖をどのぐらい使っているか?を
確認しつつ上手に楽しんでくださいね。

アトピーや肌に炎症が起きやすい人は
それを助長することもあるので
気をつけてくださいね。