(ヴァンダンジュ)vendange
少しのコツで疲れ知らずな生活!
元気になる料理教室、若林徳子です。
10月から新しく始まった「楽・健 発酵講座」では、
●レッスン中に疑問に思ったこと
●日常的に疑問に思う発酵のこと
はできる限り解決するようにしています。
(生徒様ができあがった甘酒の写真を送ってくれました~!)
第一回目の甘酒クラスでちょっと話題になったことがあるので、シェアしますね。
甘酒は健康に良いってことで、購入して継続的に飲んでいる方は多いみたいですね。
そこで、疑問。
売っている甘酒って、腸内環境を良くする発酵菌は活きているのでしょうか?
答えは、NOです。
一般的に販売されている飲料は、商品の安定化・腐敗などを防ぐために加熱殺菌が義務づけられています。
発酵菌は加熱してしまうと残念ながら失活しちゃうの。。。
もしかしたら、特例があるかもしれないので、品質が保証されていてとても良い甘酒を造っている「八海山」の八海醸造に問い合わせをしてみました。
さすが八海醸造!
すぐに回答がかえってきました。
しかも、嘘偽りのない真摯な答えです。
八海山からの返信をそのまま貼り付けますね。
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この度はお問合せを賜りまして、誠にありがとうございます。
弊社の甘酒は、品質安定・保持のために80℃以上で加熱殺菌をしております。
加熱殺菌せずに出荷いたしますと、
①香味や色調の変化
②雑菌による腐敗が懸念されます。
以上の理由から、酵素が生きている甘酒をご希望のお客様にはご自分で甘酒を造っていただくことをおすすめいたします。
甘酒中の「麹菌」は発酵過程の温度によって死活しますが、麹菌によってつくられた「酵素」が多くの栄養分を生成します。
加熱殺菌によって甘酒中の「酵素」は失活いたしますが、酵素によって作られる栄養成分は加熱殺菌後でも含まれております。ご参考にしていただけましたら幸いでございます。
何卒宜しくお願い申し上げます。
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とのことです。
腸内環境を整えたいよ~!って方は、やっぱり手作りするしかないですね。
インターネットなどで「甘酒・作り方」で検索するとたくさん作り方の紹介があるので試してみてくださいませ~!
習ったことがある方は、そのやり方で(笑)
ただいま、2018年10月期「楽・健 発酵講座」は満席です。
次回は、11月末ぐらいに募集予定をしています。