ピンピンコロリは食次第!
食と心の健幸ラボ 予防医学ヘルスコーチ、若林徳子です。
タンパク質をしっかり摂りましょう~
といった記事を何回か書きました。
優秀なたんぱく質源のひとつとして
鶏卵があります。
皆さんは
鶏卵をどの基準で選んでいますが?
今日は、鶏卵の選び方についてお話しします。
面倒なので、この先は鶏卵のことを卵と記載します。
採卵鶏の飼育方法は、大きく分けて2つあります。
●ゲージで飼われる「ゲージ飼い」
●自由に歩き回れる「平飼い」
この2種類です。
断然
平飼いの方をおすすめします。
というのも
ケージ飼いの鶏は
簡単に想像できるように
鶏さん達が
大きなストレスを抱えています。
狭い場所でのたくさんの鶏飼育。
本来10年程度は生きる鶏ですが
2年ほどしか生きられないそうです。
また、
狭いゲージの中で病気が蔓延することを防ぐために
ワクチンが使われます。
親鶏の採卵中の抗生物質の使用は
禁止されていますが
それ以外の期間は使用される可能性がゼロではありません。
狭いゲージに対して
多すぎる鶏こういった
悲惨な条件の中で生かすために
ワクチンや殺虫剤
殺菌剤が必須なのです。
それともう一つ
ゲージ飼いの鶏の餌は
ほとんど輸入物の遺伝子組み換え作物が
ほとんどということもあり
安全性に問題が無いともいえません。
さらに、たくさんの卵を産ませるために
人工的にビタミンやミネラルなどの添加物を配合された
餌を食べさせられています。
遺伝子組み換え、ポストハーベスト、添加物など。
いわゆるがんを初めとする現代病の原因ですね。
日本の養鶏場の90%以上がケージ飼いなのに対して、
スイス、スウェーデン、フィンランド、
ドイツ、ベルギー、オーストリア、オランダ等では
すでに禁止。
平飼いや鶏が
自由に動き回れるケージが
義務づけられています。
EUやOIE(国際獣疫事務局)は
自然から隔離された鶏の卵は
健康な卵とは言えないと主張しているのです。
ということから
ぜひぜひぜひ
平飼いの卵をおすすめしたいです!
太陽の光を浴びて、
のびのびと生活している鶏から産まれた卵には、
卵本来の力が備わっています。
そうした卵であれば、
生活習慣病の予防や抗酸化作用をはじめ
免疫力の上昇、美肌効果
また、脳を活性化しアルツハイマー病予防にも期待ができます。
最近、スーパーでも
卵を選べるようになって
平飼いの卵が売っています。
10年後の身体のために
平飼いを選んでくださいね。