腸内環境が重要視されるのはなぜ?

食と心の健幸ラボ~ヴァンダンジュ(vendange)~
若林徳子(わかばやしのりこ)です。

 

早速ですが
今は、季節の変わり目
春めいた気持ちの良さを
楽しめる一方
体調を崩しやすい季節でもあります。
特に
お腹の調子。

いつもは平気なのに
季節の変わり目になると
便秘がちになる
下痢気味になる
なんて方も多いようです。

腸内環境が整うと
皆さんの身体にとって
どんないいことがあると思いますか?

ネットでキーワード検索をすると
腸内環境が整うと期待できる効果として

  • 疲れやストレスに負けない
  • 便秘が解消してすっきりする
  • 肌の調子が良くなる
  • 代謝が良くなり減量につながる

などが上がってきます。

これらの効果は
ヨーグルトとかの
CMでも言われているので
ご存じの方もいらっしゃるのでは
ないでしょうか?

実は
腸には
もっと重要な役割が
あります。

それは

脳に指令を出すことです!

腸は脳ができる前から神経系を発達してできた臓器なので
腸は考える臓器とも言われています。
腸が考え、免疫を司り、さらに食べ物を消化してくれるということです。

腸には、脳からの神経細胞がほとんどつながっていないので
脳の支配下になく、腸自身、独自に働いています。

 

胃や肝臓、腎臓などは腸から分化した臓器なので
肝臓や腎臓などを健康に正しく機能させる指令は
腸が自己判断で行っています。

ということは

腸内環境が狂っていると
その指令も狂ってくると言うことになります。
そうなってくるともはや
便秘うんぬんといった
問題だけに
とどまらなくなってくるのです。

2017年
京都大学の山中教授と
タモリさんが
NHKスペシャル
「人体」 命を支える
“神秘の巨大ネットワーク”
という
番組でも解説していました。

 

肝臓、腎臓など
大事な臓器が
機能しないと言うことになると

糖尿病
高血圧
血液汚染

などなど
体に悪影響を及ぼします。

それと

幸せホルモン(セロトニン)の95%が
腸内で作られます。

このセロトニン(幸せホルモン)は

  • 脳を落ち着いた状態にする → 適度に集中させてくれる
  • リラックス状態からほどよい興奮状態にする → 朝すっきり目覚めることができる
  • 心のバランスを保つ → 不安や落ち込みを感じにくくする
  • 良い姿勢の維持 → セロトニンがしっかり働くほど背筋がまっすぐ活き活きした表情になります。
  • 痛みの感覚の抑制 → セロトニンが活性化することで痛みを伝える神経の伝導をおさえることができます。身体だけではなく、心の痛みにもです。

 

どう考えても
腸内環境がいい方がいいじゃん!って
思っていただけましたか?

便秘気味だったり
下痢気味だったりして
腸内環境がいまいちなのは
よくわかってるんだよ!
でも、どうしていいかわからないんだよ!
というかたも
心配ありません。

こんなこという私も
生まれてから
食の世界に足を踏み入れるまで
スッキリした記憶が
ありませんでした。

ですが
ポイントさえ抑えれば
徐々に元通りになっていきます。

ただ
わかりにくいのが
毎日快便な人。

快便でもただ「出ているだけ」で
腸内環境が
良いのか悪いのか
日常生活では測れません。

腸内環境が良くないなと
自覚している方も
とりあえず
便秘や下痢じゃないというかたも
日々の意識は
しておいて無駄はありませんよ。

意識することとしては

毎日の
調味料に
味噌、酢などの
発酵調味料を取入れる

ヨーグルトを食べる

梅干しや
柑橘類のような
酸味を取入れる

大豆製品を食事に取入れる

果物や緑黄色野菜を
食べるようにする

など。

最初から
気合いを入れて
毎日全てをやろうとするのは
途中で息切れしてしまします。

少しずつでも
毎日できるだけずっと
続けていくことが大事なので
細く長く
取入れるようにしてみてくださいね。

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発酵調味料のレッスンも
プライベートにて
開催しています。

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